セミナー概要
多くの製造業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が導入されていますが、「システムを入れたのに現場が変わらない」「期待したほど生産性が向上しない」といった課題が後を絶ちません。データは収集できても業務改善に活かせず、結局、従来の紙やエクセル管理が続いている。新しいシステムを導入したものの、現場の作業員が使いこなせず、運用が属人的なままになっている。こうしたケースは決して珍しくありません。
この最大の原因は、DXの「導入」自体が目的化し、現場に根付く仕組みになっていないことです。単にITツールを入れるだけでは、生産現場のムダや非効率な作業は解消されません。DXを本当に機能させるには、現場のカイゼン活動と連携させ、デジタルとアナログの強みを活かした仕組みを構築することが不可欠です。成功する工場は、まず“ヒトと組織”の変革から始まります。
本セミナーでは、DXを導入したものの効果を実感できていない企業に向けて、その原因を明確にし、カイゼンと組み合わせることで現場で活用できるDXへと進化させる方法を解説します。DXの失敗と成功の違いを知り、利益を生む工場づくりのヒントをお持ち帰りください。
こんな方におすすめ
- DXを導入したのに、現場がなかなか変わらないと感じている方
- 生産性向上やコスト削減に悩んでいる工場経営者・生産管理者
- IT・デジタルツールを現場で活かす方法を知りたい方
- 実際の成功事例を知り、自社での活用を検討したい方
講師プロフィール
ローランド ディー.ジー.株式会社
Future-Lab室長 渥美 光是
法政大学工学部卒業後、京都の大手モーターメーカーにてフィリピンでの生産管理・本社での開発購買を経て、Roland DGに入社。生産課長・原価企画課長・製造部長として、生産現場管理・生産技術・調達購買における業務を経験。
現在はFuture-Lab室長として、既存事業体では手が出せない新事業の創出および全社DX推進役として、基幹システムの刷新・社内リスキリング・データ活用・生産技術の外販などを担当。
株式会社スカイディスク
取締役CSO 後藤 健太郎
ニューヨーク大学大学院修了後、投資銀行、コンサルティングファームを経て、株式会社じげんに入社。経営企画部責任者としてIPOを主導。IPO完了後はM&A戦略の立案に携わり、その後、子会社社長として金融領域の新規事業企画に従事する。
INCLUSIVE株式会社に参画後、組織整備ならびに事業ポートフォリオの再構築に着手し、黒字転換を果たした後に上場。上場後はCOO/CSOとして、M&A、IR、新規事業企画、子会社PMIなど幅広く活動。M&Aを中心とした戦略により、2年間で事業規模を上場前の4倍に拡大。
現在は株式会社スカイディスクのCSOとして戦略推進を管掌。
※ 同業他社およびその関係者の方は、ご参加をお断りする場合がございます。
※ お申し込み多数の場合は、受付を早期に終了するか、抽選とさせていただくことがございます。
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開催日
4月15日(火)11:00~12:00
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定員
100名
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参加費
0円
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会場
Zoom(オンライン配信)