導入事例
Case study

レトルト食品の製造において原料処理の作業計画漏れを撲滅したい

  • 食品加工メーカー
  • 食品

課題

  • 作業計画表を手書きで作成しており、かつ、原料処理が多岐にわたることで、作業計画漏れが発生しやすい。
  • 担当者1名が計画を作成しており、業務が属人化しているため、計画漏れのミスが発覚しづらい。

解決策

  • 原料処理の計画作成と各スタッフへの作業割付けを、生産スケジューラにより自動化する。

効果

  • 計画の自動立案により、原料処理の計画漏れを防止。
  • 業務標準化により、計画業務の属人化リスクを解消。
  • 副次効果として、生産計画と製造に関するデータが整理され、中長期的な製造効率の見直しが検討できるようになった。

背景と経緯

ある食品加工メーカーでは、担当者が手書きで作業計画を作成しており、原料処理について作業計画に記載漏れが発生することがありました。​
主担当者1名が業務を担当しているので計画漏れがあっても発覚しづらく、また、計画業務の属人化も課題になっていました。

レトルト食品の製造過程においては、それぞれの原料について異なる作業を計画立案する必要があります。特に、大量の原料処理については、もれなく、製造開始時間に間に合うように計画する必要があります。

それぞれの原料について異なる作業(原料処理)を計画する

例えば、肉じゃがの製造であれば、煮込む工程の前に、じゃがいも、にんじん、肉など、それぞれの原料処理をもれなく、煮込み開始時間に間に合うように作業する​必要があります。

最終製品によって原料が異なる上に、原料の種類が多く、それぞれ考慮すべき条件が多数存在するので、計画立案は非常に複雑になります。
人力による計画立案業務に課題を感じ、生産スケジューラの導入を検討。生産計画のデータが存在しない状態から、マスターデータ設定が簡単にできる点を評価し、最適ワークスを採用しました。

対象期間を限定してスモールスタート​

計画立案の対象には多くの工程がある中で、まずはある特定の2週間分のデータ設定からプロジェクトを開始。スモールスタートにより、担当者が生産計画に関するデータの設定方法などを理解しながら、徐々に全体のデータを設定しました。

最適ワークスでは、製造に必要な工程をあらかじめ設定します。必要な工程を踏まえた生産計画が自動立案されるので、設定した工程の計画漏れは、理論上ゼロになります。

最適ワークスでは、並列する複数工程の計画立案について、1つの製品情報に対して複数の原料を紐づけ、それぞれの原料に対して工程を設定します。製品と原料を紐づけるデータと、原料と工程を紐づけるデータをそれぞれ設定可能です。

生産計画業務が標準化され、データ共有可能に​

従来は手書きで計画作成をしていたため、生産計画に関する情報がデータ化されていませんでした。

製品ごとのレシピや、担当者のみが知る現場の情報を確認しながら、「最終製品(料理の種類)によって原料が異なる」「製造開始時間に間に合うように、原料処理をもれなく作業する」「原料によって設備・生産性・洗浄条件等が異なる」「納期優先」などの製造条件を設定しました。

最適ワークスでは、早い段階でアウトプットを確認。ガントチャートを見ながら、従来は計画担当者の頭の中で行われていた計画立案と照らし合わせ、設定条件をつけ外ししながら生産計画を改善していきます。

これにより、今まで主担当者1名しか対応できなかった原料処理の計画立案について、担当者以外でも対応できるようになりました。また、生産計画と製造に関するデータが整理され、中長期的な製造効率の見直しが検討可能になりました。

結果まとめ

    • 生産スケジューラにより、原料処理の計画作成と各スタッフへの作業割付けを自動化。原料処理の計画漏れは、理論上ゼロになります。
    • 計画立案業務を見直し、標準化により属人化リスクを解消しました。
    • DX化の第一歩として製造に関するデータが整理され、生産計画がデータ化されて共有可能に。中長期的な製造効率の見直しが検討可能になりました。

企業情報

食品加工メーカー

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